違いについて ~4~

違いの乗り越え方② ~お互いに違いを認め合いましょう~

 違いはあくまでも違いであって、優劣の問題でもなく、ましてやどちらが正しい、間違っているという問題でもありません。
相手から見れば、あなたにも違いがあります。それを正しい、間違っているの尺度で評価されたら、どんな気持ちになりますか?お互い様です。

 否定しない。自分の考えや意見を押し付けない。
相手の意見がどんなに自分のそれと違っていても、一旦は「そうなんだ」「そう考えているんだね」と受け止めましょう。
受け止めても必ずしも受け入れる必要はありません。一旦、まな板の上に置いて、よく吟味して、受け入れるかさっと流すかを選択すればよいのです。

 相手に関心をもって耳を傾けましょう。「傾聴」という言葉は今や日常的に使われますが、「聴」という字を良く見てください。大きな👂耳と14コの心です。傾聴するとは大きな耳と沢山の💛ハートを傾けて聞くことです。
そしてその時、ダ行を使って答えないで、サ行の相づちを使いましょう。
 ✖ 「だって」「だから」「でも」「だいたいさ」「どうして?」
 〇 「さすが」「すばらしい」「その通り」「そうなんだ」「そう考えているんだね」等など。