致命的習慣

他人と良い関係を築きたいと誰もが望むのですが、、実は、多くの人が、人間関係の問題を抱えて悩んでいます。
選択理論創始者W.グラッサー博士は「極度の貧困、不治の病、圧制以外の不幸の原因は、良好な人間関係を築けないことにある」と言っています。
そして、親子や夫婦など、関係が近ければ近いほど、問題が起きるようです。
なぜでしょう。
それは関係が近いほど、より頻繁に、人間関係を壊す致命的習慣を使うからです。
批判する責める文句を言うガミガミ言う脅す罰する褒美で釣るなどの方法で、相手を自分の思い通りにしようとします。
私達は、「自分は正しい。相手は間違っている」と考えやすく、相手を正そう、変えようとするのです。
けれども批判される立場の人の気持ちは容易に想像できますね。
「何事でも自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい」
主の黄金律を思い出します。
致命的習慣を使わないでコミュニケーションを図りたいものです。
結婚してから急に改めようとしても難しいものです。
付き合っている人がいる人も、又いない人も、是非、今から練習・訓練を始めてみようではありませんか。
(佐藤敬著)