★違いの乗り越え方①
違いを乗り越えるには、すでに書いたことですが、「正しい病」を克服することです。自分は正しい、相手は間違っていると考えると相手を変えたくなります。が、他人を変えることは出来ません。
「ニーバの祈りーThe Serenity Prayer」という有名な、深い祈りがありますね。
≪ 変えられるものを
変える勇気を
変えられないものを
受け入れる冷静さを
そして両者を
識別する知恵をわれに与えたまえ≫
変えられるものの筆頭は「自分」変えられないものは「自分以外」と言えるでしょう。
先の記事に「7つの致命的習慣」というのがありますが、読んでいただきましたか?ここに挙げられているのはすべて相手を変えようとしてする行為です。他にも沢山あります。口をきかない、引きこもる、膨れ面をする、不機嫌になる、泣き落とす等から、強制する、怒鳴る、叩く、物を投げる、ドアをバタンと閉めるなど、暴力的なものもあります。
相手は怯えて身を守ろうと、言われた通りにすることを選択することもあるので、自分の行為が効果的だったと思うかもしれませんが、錯覚です。相手のあなたに対する尊敬や信頼の気持ちは薄れていき、二人の関係性は壊れていくだけです。ですから、相手を変えようとしないで、変えられるものに集中することです。
余談になるかもしれませんが・・・・・
変えられるものの筆頭は自分だと言いました。が、自分のことでも外見、例えば、手足の長さ、顔のパーツなど、持って生まれた造形は変えられませんね。けれども内面は変えられます。
内面が変わると表情が変わります。姿勢を良くするとスタイルが良く見えます。健康にもなります。こうして自分のことでも変えられるものに集中すれば、変えられないものへの執着は消えます。エネルギーをプラスの方向に使うことができますね(#^.^#)
(M係 K. S.記)
違いについて ~3~
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