「違い」について ~ 2 ~

毎年、大勢の人たちから祝福されて結婚するカップルの3組に1組が離婚してしまいます。離婚しなくても、さらに多くのカップルが、自分の結婚生活は不幸せだと悩んだり、諦めたりして不本意な日々を過ごしています。
何が離婚の原因かご存じですか?筆頭は「性格の不一致」というものです。要するに「違い」です。
では離婚を避けるため、自分のコピーのような人を探すべきでしょうか?だとすれば、いつまで経っても結婚できないかもしれません。
私たちは皆、生育歴、考え方、価値観、習慣、好みなどすべての面でまちまちです。違っていて当たり前、違っていて素晴らしい。違いがある分、それだけ豊かになるはずです。
違いの目的は、否定し合うためではありません。そうではなく、互いに助け合い、補い合い、高め合っていくためです。二人の間にある違いを互いに認め合い、尊び合い、乗り越えていくのが結婚であり、結婚の祝福と言えるかと思います。
では、どうすれば違いを乗り越えて、違いがあるからこそより豊かな、幸いな関係を築いていくことが出来るでしょうか。しばらく、違いの乗り越え方について考えてみたいと思います。

Leave a Reply